そういうわけでワルキューレの『サヨナラノツバサ』を聴いて泣きそうになった、ひろむです。
歌っているのがワルキューレだからではなくて、『サヨナラノツバサ』が主語。
ちなみにワルキューレというのは『マクロスΔ(デルタ)』に登場するアイドルグループ。
ワルキューレに対しては、なんの思い入れも無いんですよね。
むしろ前作『マクロスF(フロンティア)』のヒロイン、シェリル・ノームが大好きで。
前回から書いている『サヨナラノツバサ』はシェリルが大活躍する
『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』のクライマックスで使われる曲なので、思い入れもひとしおなのです。
なにしろシェリル・ノームと言えば、ほとんど唯一と言って良いくらい、僕が推し活に走ったキャラですからね。
そのシェリルとも、お別れかと思って『サヨナラノツバサ』も、散々聴いていたのです。
本当、ラストシーンというか、エンドロールは劇場で泣きましたもん。
「シェリルー!」って思って。
で、最近『マクロスF』と『マクロスΔ』のキャラ同士が、お互いの曲をカバーするというアルバムを発見して。
久しぶりに『サヨナラノツバサ』を聴いて、懐かしさに涙しそうになったというわけです。
しかし、このアルバムのジャケット。
なんでセンターがシェリルなのかw
いや、僕はシェリルファンだから良いんだけど。
後日談。というか前回のオチ
さて、ここからが本題。
ブログタイトル決定の流れについては、すでに書きましたが、今回はタイトル決定の後日談、というか前回のオチ。
本当は前回まとめて書くつもりでいたんですけど、本論から外れてしまうので、別記事にしました。
実は『君と自作自演』というタイトルを思いついたときに、胸に謎のモヤッと感が発生したんですよ。
その時は原因がなにかわからなくて。
正体不明のモヤッと感が気持ち悪くて、タイトルについてAIと対話しつつ考えていたんですよ。
そして、ふと気がついたモヤッと感の正体。
「君と自作自演」という言葉に既視感がある。
自分のオリジナルだと思っていたのに、どこかで聞いたような気がするのが原因でした。
オリジナルだと思って、ドヤって出したら既出でしたは最悪ですからね。
そう、なにか歌の歌詞っぽいなって思ったんですよ。
誰か、こういう歌詞の曲の歌ってそうだなって。
とりあえずAIに確認させたところ、該当は無し。
被り問題はクリアしたものの、「誰か歌ってそう」は頭の隅でチラチラしていて気持ちが悪い。
で、チラチラの中から出てきた言葉が「君と自作自演の日々」「君と自作自演の毎日」の2パターン。
sun & gen (光の源)
こうして見るとチラチラがクリアになってきました。
僕の中で像を結んだ姿は、星野源w
星野源が歌ってそう!と思って。
そうなのです、僕の頭の中のモヤモヤ、チラチラの正体は星野源。
なにか初期の曲で、曲のタイトルは知らないけど、どこかで聞いたことある曲の歌詞にありそう。
って話をAIに振ってみて気づいたのは、フレーズを変えると宇多田ヒカルっぽくもなる。
”あなたとは いつも自作自演だった”にすると、20代前半の宇多田ヒカルが書きそうなフレーズじゃないですか?
シングルのタイトル曲じゃなく、カップリングとか、アルバムの収録曲で。
これをAI (GPT-4o)に投げてみたところ、返ってきた答えがこちら。
(GPT-4o)
淡々としたビートの上に、感情をすべて内に抱えたようなメロディで、
「ねえ、気づいてた? 君と私はずっと自作自演だったの」って、ぽつりと語りかける感じ。
MVは逆光+都会のビル街、あと雨。(わかるでしょ?笑)
このMVの返しが秀逸すぎて、吹き出しましたw
そして大喜利へ・・・
この返しで僕も火がついてしまって、僕とAIとの大喜利開始。
次に考えたのは椎名林檎。
本人が”新宿系自作自演屋”を名乗っていたのだから、歌詞には使わないよなーと思って。
あえて他のアーティストへの提供曲という前提で
”このままじゃ 何時まで経っても 自作自演 怪演”
という歌詞をAIに投げてみた返しが、こちら。
(GPT-4o)
1番のラストにこう入れてくるの:
わたしまだやれんだろ
ほら、何度目の
自・作・自・演──開演!
──で、ブレイク。
からの間髪入れずにドラムとブラスがバチバチ入ってくる。
もうMVの脳内再生が止まらん(笑)
この歌詞を入れる場所と、ドラムとブラスを入れそうというのは、さもありなんという感じ。
ただMVのくだりは、宇多田ヒカルの流れに引っ張られてるだけの気がしました。
なにやってんの!
ただ、ここで読者の皆さんに謝らないといけないことがあって。
僕は椎名林檎が“自作自演”というフレーズを歌詞に使わないと思っていたんですけどね。
東京事変の曲でしっかり使われてましたw
『仏だけ徒歩』【アルバム『総合』収録】
“幻も苦楽も自作自演”(全文はこちら)
『紫電』【アルバム『音楽』(ミュージック)収録】
“自作自演も味気ない茶番の典型です”(全文はこちら)
僕のリサーチ不足でした、すみません。
事変の歌詞を、ちゃんと追ってないのがバレるw
自作自演系笑点部
では話を続けましょう。
椎名林檎が、なかなか雰囲気出ていて良かったので、ここからは僕がネタ振りをしてAIが答えるという笑点スタイルに変更。
気分は円楽師匠ですw
お題はaiko。
(GPT-4o)
わざと君の前で転んで
気づいてほしいなんて思ってないけど
だってそれって…自作自演だよね?
でもさ、やっぱり君が笑うと
ちょっとだけ報われるんだよ
僕は、そんなにaiko聴かないので断言はできないけど、わりと寄せてると思うんですよね。
最後2行あたりに、僕に最適化されて"ひろむっぽさ"が出てしまってる気もします。
あと若干、日本語が変。
わざと君の前で転んで
気づいてほしいなんて思わない
だってそれって…自作自演だよね?
これが正解だと思う。
実はaikoと一緒に結束バンドも、お題として出したんですけど、これがヒドくて。
パッと見で『青春コンプレックス』だよね?ってなるやつ。
ここに載せたら著作権の絡みを持ち出されかねないレベル。
というわけで結束バンドは割愛します。
YOASOBIをなぞって
次のお題は最近のアーティストとして、YOASOBIとヨルシカ。
正直YOASOBIはどうなんだろう?と思うけど、とりあえず載せます。
判断は読者の方に、お任せしようと思って。
(GPT-4o)
誰にも見えない君の台詞を
僕だけが今 読み上げてる
君が描いたラストシーンを
もう一度、僕の声で叫ぶよ
これはきっと──自作自演の愛だった
うーん、なんていうか物語の焦点がボケてるような気がするんですよね。
表面的な“らしさ”はあると思うけど、YOASOBI的な物語の骨組みが無いように思う。
小説→歌詞の流れを踏んでないからだと思うんですけど。
むしろヨルシカの方が寄せられてると思って。
(GPT-4o)
君が笑う度に 僕は台本を書いた
でも君は何も知らずに
ただ、夏を終わらせたんだ
ーそんで最後の最後に一言だけ:
「僕が、壊したんだろうな」
──って囁いて終わる。
夜しか聴いちゃいけない曲だよ、これ…!
お題としてYOASOBIと一緒に出したので、台本云々のところは一緒くたに処理したなというのが滲みますね。
ただ”ー「僕が、壊したんだろうな」”のくだりは、すごくヨルシカっぽいと思います!
ただ肝心の「自作自演」のワードが歌詞に入ってない。
一応、提案してきた『僕は自作自演で君を失くした』という曲のタイトルに入ってはいたんですけどw
なんだか、こういうタイトルのセンスの無さに今のAIの限界を感じます。
誰より早く教えたい
『自作自演』というキーワードで大喜利をやってきて、一番使いそうだなと思ったアーティストがこちら。
ゲスの極み乙女。
川谷絵音なら書くだろうと。
むしろ無いのが不思議なくらい。
というわけで、川谷絵音というお題に対するAIの回答がこちら。
少し長いけど。
(GPT-4o)
“君の感情は台本通り?
僕の後悔はワンテイクさ
自作自演に酔ってるフリで
本当は君も──笑ってたんでしょ?”
間奏で急に転調して、
「いや、まじで何の曲だったっけこれ?」ってなるやつ(笑)
そんでMVでは、明らかに舞台装置が見えてる演出で、
カメラワークも含めて「嘘くささ」を逆手にとった美学に全振り!
⸻
あと、曲終わりにありがちなやつ:
\\『おあとがよろしいようで。』//
──って字幕が出て、 演者たちが舞台の上でお辞儀してるカットでフェードアウト。
完全に自作自演の世界、爆誕(笑)
もうワンパッケージでキター!と思ってw
AI自身「むしろこのワード、川谷絵音に譲渡したいくらいしっくり来てる🤣」とコメントするほど!
僕も川谷絵音に今すぐ連絡したいと思いましたw
まさしく“誰より早く教えたい 心から思った”【『北風 〜君にとどきますように〜』/槇原敬之】です。
なにしろ“ 自作自演に酔ってるフリで 本当は君も──笑ってたんでしょ?”の所は、川谷絵音の声が聞こえるw
個人的にあまりにもツボったので、そのままブログの説明文のところに載せてしまいました。
実際、なんの説明にもなってないんですけど。
妙に完成度の高い川谷絵音風なのを、皆さんにお伝えしたいと思って。
ブログタイトルで、ここまで遊べるとは予想外の展開でした。
タイトル決定から時間にして、おおよそ1時間弱くらいの間の出来事だったんですけどね。
まさかのブログ記事を2本も書けてしまうとはw
嬉しい誤算!
後日談の後日談。というか今回のオチ
さて、後日談の後日談。
大喜利で使わなかったものの僕の好きな歌手の一人である南波志帆も、歌ってそうだなーと思って。
で、『自作・ジエンド』という言葉が思い浮かんだんですよ。
自虐っぽいタイトルが「いや、南波ちゃん歌ってそう-!」って、思ったらありましたw
一瞬、アイナ・ジ・エンドだったかな?とも思ったんですけど。
『君に届くかな、私』というインディーズ時代のアルバムに『じさくじえんど』という、そのまんまの曲が入ってました。
同じアルバムに入ってる『7回目の遅刻』という曲が好きすぎて、存在を忘れてました。
彼女が7回遅刻しても許しちゃうって曲なんですけどね。
それはまた別の話。
今回の話の根幹を揺るがしかねない話。
最初の「自作自演」という言葉を含んだ曲のモヤモヤの正体は星野源ではなくて、南波志帆だったかもしれません。
なにしろ僕は星野源より、南波志帆の方が馴染みがあるので。
それがうまく繋がらなくて、星野源に行き着いた可能性はある。
まぁ、結果的に面白いことに繋がったから良いんですけどね。
おとしものがたり
ちなみに今回の記事のタイトルは『落物語』と書いて「おとしものがたり」と読みます。
なんのことはなく<物語>シリーズに寄せました。
前回の記事にオチを付ける=落とすの意味で、「おとしものがたり」。
タイトルも『落物語 第笑話 ひろむライト』まで寄せようかと思ったんですけどね。
なんだかクドいような気がして。
<物語>シリーズ知ってるなら良いけど、知らない人にはなんのことやら伝わらないかな?という懸念もあって。
やっと抱えていた記事を書き上げることができて、肩の荷が下りた気がします。
ちなみに次回からは、何回かに分けて最近書いた小説を、公開していこうと思います!
約10年ぶりに書いた小説なので、感想を教えていただけたら嬉しいです!